krissベクターSMG

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低反動サブマシンガン「クリス」のモデルガンを作りました。

タニオコバGM7のバレルとカートリッジ、タナカのグロックのマガジンを使用。他はスクラッチです。


ニコニコに動画をアップしました。

以下、製作記録

クリスの設計開始だ!!と思って、GM7のバレルをよく見てると・・・

コバさんの設計では、暴発防止のために、デトネーターの位置が奥にあります。カートリッジがチャンバーに入った勢いで暴発しないようになっています。

センターファイヤーでセミオートで動かすには非常に良い設計なんですけど・・・この設計では、暴発フルオートで動かす事はできない。チャンバーに入った勢いだけで発火させたいです。

なので、デトネーターを改造する事にしました。


内容的には、デトネータの位置を、2.5ミリほど後ろずらす事にした。そのために上からイモネジで固定するための溝を作り、もともとあった溝を埋めて、後は2.5ミリのスペーサーを入れた。


溝をうめるのに、キャップボルトの頭を使った。これがうまい事デトネーターの外径にぴったりでワロタw頭の厚みを2.5ミリにして、真ん中に4ミリの穴を開けてから、頭をカット。グラインダーとルーターでC型形状に整形。


デトネーターの溝に、自作C型リングを叩き込んで、オケツに2.5ミリの板を当てる。


拡大するとこんなん。


これで、カートが勢いよくこの位置に来たら、発火してカートが後退すると思います。

これで、バレルの修正はOKかなと。

機関部の設計開始。

モデルガンとして動かしたい機関部にしなきゃいけないので、設計段階で、できるだけスムーズな動きをする機関部にしときたい。すると・・・ストロークを大きく取ったりとかしてるうちに、思ったよりサイズが大きくなってしまいますねぇ。多分、中身の部品は、実銃の倍くらいの大きさに設計しちゃってると思いますが、気にせずに進めていこうと思いますw

外観が変に大きくならなければOKかと。機関部が動くかどうかはわからんけど(笑)、せめてフォールディングストックやマガジンキャッチくらいは思いどおり動いてくれると嬉しいなぁ(←ココロザシ低いw

設計が終わったので、製作に突入。

スチールの板を買ってきた。


グラインダーでカット。


切りました〜。


グラインダーで形を整えてるところ。


少しずつ・・・


少しずつ形になってきました。これはエジェクターです。


次もエジェクター(?)です。カートを叩くハンマー(?)の役割もします。グラインダーで削った部品を、鉄ピンを叩き込んで固定しました。


次はボルト(?)です。スライダーと呼ぶのかな??。実銃は、これが下に動いて、銃の跳ね上がりを打ち消すらしいです。モデルガンなのに、せっかくの反動を無くすのってどうなん?玩具として・・・と、作りながら疑問に思ってしまいますw


エジェクターと並べるとこんな感じです。


んで、ばねをグシャグシャ手動で、どんな感じか、動かしてみたんやけど・・・45オートの強烈な反動を受け止める構造をそのまま再現した設計なので・・・ボルト(?)を下げるのに大きな力が必要な気がする・・・。これ、モデルガンの火薬の力じゃ動かないんとちゃうか??と、触っていて思う。

ナナメにスライドする角度が悪いんじゃないかな??手で下げるのにすごく力が要るぞ。実際ここまで作ってみて思ったけど、実銃の設計を再現するのは無理なんじゃないかと・・・

と言うわけで・・・

ボルト(?)を真下へさげるのではなく、斜め下にさげる設計に変えた。角度を変える事によって、よりスムーズに機関部が動く設計にした。設計直すのに時間かかったわぁ〜〜〜。3歩あるいて4歩下がるー♪ って感じですわw 一歩後退w

実銃のクリスとは、外観が少し違う形になると思う。角度を変えた事によって、少し前後に大きくなるので。でもCAD絵だとぱっと見では前とどこがちがうの??って感じだよね? なので外観が実銃と少し違っても、そう気にならんと思う。

もう・・・こまかい所はかなりオリジナルですな。特に中身。てか、クリスって何?って人のほうが多いと思うからOKでしょw 題名を、「クリスの中身をなんとなく再現してみた」に変えたいわ~w とにかく反動を下へ打ち消す構造を再現して動かしてみたいのが第一なので、この設計でまた部品を製作していきます。

設計を終わらせましたので、新規で部品を作り直し。


エジェクターです。上が古い設計で、下が新しい設計。真ん中はその間に試作した物。材料も、「ジュラコン黒」から「66ナイロンガラス入り」に変更しました。かなり強度アップです!!コバカートと同じ材料かな。


ボルト(スライダー?)です。左が古い設計で、右が新しい設計。材料は、「ジュラコン白」から「66ナイロン」に変更。強度アップ。こういう部品は、重くしたほうが良いと、大先生方もBLKでおっしゃっておりましたので、10ミリの丸棒をたくさん叩き込んで重くしました。2〜3倍の重量になりました!!


バッファスプリングと受け。受けの四角い材料は66ナイロン。スプリングの中に鉄棒を通す事で、スプリングがよじれずに、しなやかに動いてくれるのを狙ってます。自分がモデルガン設計する時は、メインスプリングには芯を通すのが、定番になってきました。


シア。66ナイロン製。この形だと、ひっかかりがわるく、チョット暴発ぎみ。でも機能しているのでOK


トリガー。ジュラコン黒製。この穴の開き具合が好き。トリガーがスライドして動くとき、動作抵抗を減らすのに穴空けたのかな?と思う。

んでさっきからいろんな材料出てくると思うけど、よく使う材料の「強度」を比較すると・・・

ABS < ジュラコン < 66ナイロン < 66ナイロンガラス入り

でもガラス入りナイロンはあまり手元に材料が無い。いろんなカラミがありまして、適度に材料を選んでおります。欲を言えば、全部「66ナイロンガラス入り」で作ったら完璧なんだけど・・・

機関部がフレーム内に収まったら、それぞれの部品はこんな感じの位置関係になります。


コッキングレバー。

バネでの折りたたみを再現してみた。


裏側には、アルミの板をネジどめ。アルミの部分は中に入って見えなくなります。このアルミ部分が機関部のエジェクターの部分にひっかかってボルト(スライダー?)を下に下げます。

以上で、中の部品は全部完成です。次は、外側フレームを作ります。

後ろ半分のパーツから作っていきます。


本体後ろ側。真ん中半割れで作りました。


トリガーのバネです。


トリガーを入れるとこんな感じです。


本体は整備せいを考えて、ネジ止め設計にしました。


全部のネジを止めるとこんなん。ネジは最終的に隠さずに、見えるようにしておいたほうが本物っぽい雰囲気になると思う。 ・・・まぁ、本物とは少し位置が違いますが。


中を見ると、トリガーがシアにひっかかる部分が見えます。


ストックの周辺部品です。


ストックはこんな感じです。上2つの写真は、ストックの折り畳みのスイッチ。下2つの写真は折りたたみのヒンジです。

適当にボルトで止めてあるので、ネジの頭が飛び出て見えると思うけど、最終的にはピンを打ち込んで、固定します。


ボタンを押すとロックが外れて、ストックが右側に折り畳まれます。

それにしても・・・ 仕事が暇なので、製作が速い。嬉しいような悲しいような・・・

サテ、機関部外装の材料の材質なんですが・・・

とある構想(妄想)があって、材料を取り寄せしました。


材料キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!

箱にはアクリルケースと書いてありますが、中身は「アクリル板」です!!今回のモデルガン「クリス」の見せ場は、「反動を下に逃がすという変態的機関部を再現しつつBLK」なんですが・・・透明な材料を使用することによって、出来上がりの状態で機関部が見えるようにしたいと思います。

丸見えだよ〜いや〜ん(*‘ω‘ *) 見た目で勝負しますw

箱を開けて中身をチェック。アクリル板高かったよ・・・ ギザタカスだよ・・・


高かったけど、パネルソーでブッタギリ!買ってきたのは18ミリの材料なので、このあと機械で16ミリまで薄くした。ホントは16ミリが欲しかったんだけど売ってないから自分で薄くするしかない。

ここでウンチク。

材料は、「加工負荷」をかけると「反り」や「変形」をします。(あと、熱をかけてもそります) 今回は材料を16ミリにして使いますが・・・。

外装を縦で半割れにして機関部をモナカにする設計にした場合・・・機関部を収めるために内側は外側よりもたくさん削ります。材料をえぐって、機関部を納めなきゃいけないですから。

だがしかし!!

そういう設計だからといって、そのまま普通に加工すると、内側のほうが加工負荷が大きいので、内側が反ります。テッポーの状態に組み付けると、真ん中が反ったモノ同士をくっつけるので、合わせ目にスキマができます。出来上がりは多分、内側が外側に膨らんだ物同士を合わせるので例えると「ドラ焼き」。

上から見ると・・・

こうしたいのが→ ll

こうなります→  ()

ネジ止めで合わせる設計なので、ネジで強制されて、反っててもまっすぐになるとは思いますが・・・ あんまりかっこよくないよね、加工屋としては。でも、材料は加工しないと始まらない。

どうしたらいいか。

今回は18ミリの材料を16ミリに薄くしましたが・・・ 18ミリに対して、片側0.5ミリ、もう片側は1.5ミリ削って、16ミリにしました。片方を、多めに肉をとっておきます。材料取りの段階で加工負荷をあえて片側に多く与えて、材料を先に反らせておきました。その材料の反ってない方を内側になるように加工すれば・・・加工で内側に反転して反るので、最終的に「反りが強制」されます。

っても、反りが最小限に抑えられると言うだけで、「最後に削った方」、「多く削った方」が反るので、たぶん、反りをゼロにするのは無理だと思う。樹脂加工屋の永遠のテーマですね。

なので、その辺は出来上がってのお楽しみ。

ってな感じで、加工をスタートした。材料高かったので失敗したくないです。
ゴールデンウイーク中もぼちぼち会社に来て、外装の加工を終わらせました。

本体前半分の外装です。何度も書きますが、透明アクリルで作って、中身が見えるような作品にしたい。

機関部の部品を入れてみた。各部品の配置はこんな感じです。

しかしここまで来て失敗発見!!

73

(↑「73」をクリックして、移動先でもう一度「73」をクリックすると動画が再生されます)

これあかんのじゃない?たらーっ(汗) エジェクターが後退しても、カートリッジが本体におるやん。

しかも出て行かずに・・・ バ レ ル に 戻 っ て る や ん ww

本来だったら、この動画のように、本体を横向けて地面に置いた状態で手動で動かした時、カートは上に転がっていかないと・・・じゃむる。エジェクターの動きを調整しなきゃいけないですね・・・

不具合があると思われる部品を作り直していきます。

これはエジェクターの動きを決めるレールですが、何度も作ってはテストの繰り返しで、最適な形状を見つけ出しました。

これはエジェクターです。

CIMG0026-2

(↑「CIMG0026-2」をクリックして、移動先でもう一度「CIMG0026-2」をクリックすると動画が再生されます)

エキストを動くようにしました。

発火後、真上に跳ねたカートリッジを、横方向へ飛ばすナナメの板です。ナナメになってる部分の角度を調整しました。

ここまでの調整で、発火ブローバックできるようになりました!!(実際に動いてるところはニコ動を見てください)

動くようになったら、あとは外装を塗装して完成です。

色は、ディスカバリーチャンネルで紹介されていたクリスのように、カーキ色、いわゆるタンカラーに仕上げました。

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