ヤスミノコフ2000H

こんにちは。

以前、発火モデルガンのTヤスミノコフ2000Hを投稿しましたが、今回の記事はエアソフトガンのヤスミノコフ2000Hです。

PSO2ではツインマシンガンのカテゴリーなので2個作りましたが、今回はサバゲ用にひとつ作ればいいのでPSO1のハンドガンのカテゴリーだという設定で「ヤスミノコフ2000H」です。

もう・・・2つも作るとかさ、お金かかるから無理だよw

前回のTヤスミノコフ2000Hは自作パーツを多く使いましたが、今回は、結果的に、市販品の改造だけで再現していますので、このブログをご覧になった皆様も、製作にチャレンジ出来ると思います!

改造が必要なのはこのパーツ。ハイキャパE用マズルアダプター。

マルイ純正品です。これを赤い線でカット。


この先端部分は捨てました。あとで、先端の逆ネジだけとっておけば良かったと後悔しました・・・。


ドットサイトはノーベルアームズのCOMBAT Mk3

Φ30のドットサイトです。ノーベルの製品は品質が良く、安心して使えるメーカーです。

さて、この時点でシルエットはゲームに近く、黒いヤスミノコフ2000Hですね! ゲームのグラフィックを再現したドットサイトは3Dプリンタで作りました。3Dグラフィックさえ出来れば、このような形は比較的簡単に作れます。Tヤスミノコフ2000Hのようにドットサイトとしての機能を再現するとサバイバルゲームでは使用出来ないので、カタチだけ作ればヨシ。

前回作ったマシニング加工品と今回作った3Dプリンタ品の比較。

手に持っているもが3Dプリンタ品です。表面のギザギザとか仕上がりはマシニング加工品に比べて、見劣りしますね~。

次は塗装。


ドットサイト、マウント、フェイクレーザーポインタは、いつもどおり黒立ち上げのシルバー塗装。


木目グリップは先にテスト塗装をしました。右のような明るい塗装より、左のような暗い塗装がいいなと思ったのでこの塗りかたで。


下地を塗って・・・。


木目を書いて・・・。


ニスを上塗り。テストより木目が地味になったのが失敗。テストだと平たい板だったのが、本番のグリップはチェッカリングがあます。どうやら凸凹よりつるつるのほうが木目がハッキリ見えやすいらしく、その違いがでてしまった。


組み立て。イイ感じ!


塗ってしまえば、多少紙やすりで磨いたのもあってか、3Dプリンタの表面の粗さも気にならなくなった。


木目はあまり出てなくて地味やなw


セミオートで連射するので、接点焼き付き対策でダイオード取り付け。ダイオードなんて数十円で売ってるけど、+-がわからないので1000円以上するキットを買うことに。この商品なら、赤と黒を見間違えない限り、+と-の接続に失敗しないです。

この状態で何度がサバゲに行った結果・・・・


ここを壊しましたw

少し強度が弱かったですね。これと、他に3Dプリンタで作ったコスプレパーツが破損して以来、出力設定をその後変更しました。Number of Shellsの初期設定は、2層でしたが、3層に。今後様子見です。


このパーツは市販品に置き換えました。つまり、ヤスミノコフ2000Hは市販品で出来るという事ですね!!

ゲームのグラフィックではドットサイトですが、フラッシュライトを取り付けました。ロウライトだとライトがあると便利です。

M870改造

マルイのガスショットガンM870をカスタムしました。
M870はノーマルのままでも十分性能が高いので、中身はさわらず、外側を自分なりに使いやすくしていく方向でカスタムしていきます。

まずフォアエンド。使いやすいようにグリップを取り付けたい。せっかく3Dプリンタを持っているので、グリップ付きフォアエンドを製作します。


まずはざっくり設計して出力。


シルバーで出力したのはコレはまだ試作だから(本番は黒で出力)。このカタチだとグリップが小さいし、チューブとのクリアランスがきつい。右の写真のように何ミリ大きくするかメモしながら設計を修正しました。


試作第二段。グリップは大きくしたけど、刻印が大きすぎてダサい。チューブとのクリアランスもまだまだきつい。クリアランスの修正が一発で決まらないのは、3Dデータよりも現物は熱収縮して、狙いの数値が出せないからだと思う。
グリップの前後には、スリットを入れました。とても握りやすくて良いです!


本番の出力。黒色フィラメントを使った。
上に並んでいるリブはサポートです。サポートとは、3D出力するさい、空中に浮かんで重力でたれてしまって造形出来ない箇所の下に、柱を作って積み重ねられるようにした部分です。ソフトでも自動的にサポートを作ってくれますが、余計な場所にも出来てしまう事が多いので、今回は手書きで(マウスで)サポートを作成しました。


完成品の横からの写真。刻印を小さくしたのでスッキリ。かっこよく出来たと思う。


バレルは10センチくらいカット。ちょうどチューブの先端あたりです。インナーバレルはこれより奥なので発射性能は変わらずに取り回しが良くなります。


塗装にチャレンジ。タミヤのタンカラー。もう少し薄くまだらに塗ったほうが、かっこよかったなぁ。ベタになってしまったので反省。


組み立て&戦民思想のショットガンアダプタ「サラマンダー」を取り付けました。マルイのスタンダード電動ガンのマガジンが使えるので鬼火力です!
自作フォアエンドも色を塗ってしまえば、とくに違和感なく浮いた感じがないです。
自画自賛(笑)


フォアエンドとサラマンダーを取り付けてサバゲに行ってみたところ、戦闘能力は非常に高いのですが、ガス圧低下が目立ちました。調子に乗って倒しまくってる時に次を狙うと弾がヘロッと飛ぶので、途中でテンションダウンしちゃうのがなんとも・・・(汗)

原因はガスタンクの冷え。沢山撃つと、ガスタンクの入ってるストックのまわりは、露でびっしょりです。

そこで、ガスタンクを暖めるために、電気ヒーターを入れました。クリアランスが難しく、苦労して作業しました。サバゲで使ってみると、インドアのように戦闘時間が短いと大丈夫ですが、アウトドアで長時間撃ちまくると、2ゲームめくらいで弾が飛ばなくなりました。

以前のようにストックに露がびっしり付くことは無くなったので、効果はあると思います。多分撃ちすぎですね・・・!(苦笑)


マルイのM870カスタム、インドアでもアウトドアでも、中距離くらいなら狙撃するようにバシバシとヒットを稼げる優秀な銃になりました!

 

・・・・・・・と。

 

いつものブログではここで終わりだったんですが。

このオリジナルフォアエンドをデータ販売します!

価格はカードや振込みの可能な最低価格設定の【200円+消費税】です。
購入は下の画像をクリックしてください。(DLmarketというサイトが別ウィンドウで開きます)
テストしてみた感じ、楽天決済が便利でした。

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わたくしのブログにはオリジナルパーツを販売してくださいというコメントを、何度か頂きました。多くはストライクウォーリア用アキュバレルセットの「アウターバレル」を販売してくださいというご要望でした。

わたくしはそのご要望に、パーツを販売するのではなく、データをダウンロード販売するという方法を見出しました。3Dプリンタの普及で、これからはモノは在庫を持って流通するのではなく、データを販売する時代がやってくるでしょう。わたくしはその先駆けのひとりになりたいのです。

しかし、3D造形では寸法精度がまだまだなので、アウターバレルを販売してしまうのはまだ早い。まず足がかりに、アウターバレルでなはくフォアエンドからの販売を致します。

以下、注意事項。

注1:サポートを除去してください。


赤い四角の中のリブを削り落としてください。フォアエンドチューブを組み付けると右の写真のようになります。ペンチなどでつまんで無理やり引き剥がして、ヤスリがけすれば結構です。

注2:3Dプリンタによって、出来上がる寸法が大きく異なる場合があるので、出来上がったパーツに対して、わたくしは一切の保障はしません。

ですが、せっかく買って頂いたデータに対してその一文だけで済ますのはちょっと無責任に感じるので、わたくしの出力設定の画面を表示しておきます。MakerBot Replicator 2 で、以下の設定で出力しました。参考になればいいなと思います。
別タブで開いたりすると画像が見やすいです。

 

注3:データをコピーして他人に渡すのはやめてください。その取締りが不可能だというのはわかっておりますので、データ所持者様の善意を信じたいと思います。ただし、3Dプリンタを持っていなくて、外部に出力を依頼するためなら可とします。

注4:製品による事件、事故等に対して、わたくしは責任を負いません。